マスクその後
第4作です
私はメガネなので、基本マスクは不得意です。
くもりを生じないマスクは難しいのですが、あくせくしてます。
改良点は、メガネへのくもり軽減パッド挿入
1)第3作で入れた「結束バンド」は左右独立であった。
それを左右通しにした(鼻の凸に倣うように曲げる)
2)フェルトを鉛筆くらいに巻いて(しかもテーパーにして)入れた
結果、いくらか進歩した程度。
結束バンドの剛性が弱い。手で鼻の凸部を補助してやるとずいぶんくもりが軽減する。
そこにまだ工夫の余地がある。
コロナ対策としてのマスクの効用の理解は、以下で良いかな?
・マスクの効用のメインは、自分が感染している場合に、外部に発散しない(しにくい)
・自分にウィルス が来ないようにする効果としては、それほどでもない。
(飛沫で受け取るほかに、手で拾ったものを口、鼻、目から取り込むから)
・外を歩くときに、「私はもし感染していても、出さないようにしています」の
メッセージになる。
マスクを作ってみました
コロナウィルスが広がっています。
「天の配剤」という言葉を思い浮かべてしまうなあ。
新聞に型紙が出ていたので、おかんとマスクを作ってみた。
添付は、第3作。
第1作、2作 からの改良点は
・第1作では小さいので、第2作では10%拡大した
・第2作のあご部分のひっかかりは無くした
・メガネが曇るので、鼻の上あたりに結束用バンド線を入れた
メガネの曇りはイメージとして85%くらい軽減された。
肝心のウィルス 発散防止力は、はなはだ疑問だけどね。
藤沢周平の本
もう、何度目かの「三屋清左衛門残日録」を読み終わるところです。
「私にも藤沢周平は合ってる」というと偉そうだ。藤沢周平は良いなあと
言えば良いわけだ。
世の中には様々な趣味嗜好の方がおいでになるわけなので、
藤沢は評価せず、例えば池波正太郎が良いと思う人も居よう。
それで全く問題ないのであるが、良いものに出会ったら良いと言うことが
良いことが広がることにつながるのであれば、ここにも一人、藤沢の良さを
思っている人間がいるよと言いたくなって、書いている。
まず 文体が美しい。簡潔で無駄がない。直接に人の性格を言葉で説明せず、
行いと態度を描くことで読者が人物をとらえる様にしているのが好ましい。
江戸時代の人々の倫理観がゆかしい。そのまま現代に適用するのは無理かも
しれないが、時を経て我々が失ったものがそこにある。
登場人物の中には悪事を構えている者も出てくるが、それさえも
自分にもそんな面はあることに気づかされる。
自然を描写することが比較的多い。それがステーキについてくるサラダの
様に、清涼感をもたらす。描かれている情景はみごとに美しい。
それは何ら特別な情景なのではない。誰しも覚えのある、例えば夕焼けを見て
「ほら見て、夕焼けが今良いところ」という場合の様に共感を呼ぶのである。
読みかけでいる日には、作品中の人物が頭の中に住んでいて、生きている。
寝しなに今日も昨日の続きが読めると思うと、幸せな気持ちになるのである。
寝がけの読書
もう長いこと、布団に入ってから本を読む習慣がある。
腹這って読んでいたが、そのうち背中が反った姿勢で読んでいては腰が痛くなってきて、腹の下にクッションを入れるようになった。
しばらくそうしていたが、クッションでも痛くなってきて、どうにかして仰臥位(仰向け)で読みたいと思い始めた。
その場合の問題は、本の支えかたとめくりかたである。
本を手で支えるのはつらいので、本を支える仕組みが必要なことである。しかも仰臥位では必然的に本はオーバーハングしている必要がある。
市販品を探してみたが、そんなものは販売されていない。
これは、書見台を制作せねばならない。必要な仕様は、
・読書中に本の位置を目に対して自由に位置決めできる
・本をオーバーハングして保持できる
・オーバーハングした本をめくったとき、できればワンタッチでページを支えられる
・対象にする本は、文庫本と新書版だけにする(小さく作れる)
そんな構想で、写真のものをこさえて使用中である。
工夫したのは
・三次元空間位置に位置決めする(Y軸スライド、X平面へθ回転、パイプ上伸縮)
・本の向きを調整(書見台自体のθ回転可能、本の仰角をワイヤ長さで調整)
・そして何より、本の固定部分は転動可能にしたことが大きい。
オーバーハングに耐える。比較的弱い押さえ装置でページを抑えられる。
最近、照明用にLEDスタンドを購入した。クリップで丸ポールに挟んでも固定できるので快適である。
ヨルドクという集まり
中央図書館で、月に一度開催されるイベント「ヨルドク」に参加している。
毎回10人足らずの人数が集まって、紹介したい本をそれぞれ5分程度で話をするだけ。
あちこちで「ビブリオバトル」というものが開催されているが、それによく似ている。しかしヨルドクでは評価もしないし聞くだけ。
やや物足りない感はいつもあるが、それでいいのかもしれないとも思う。
これまで私が紹介した本は
・高任和夫 「債権奪還」
・リボンプロジェクト 「せんそうの作りかた」
・(新聞記事+元論文)ニューズウィーク日本版
「16歳のときに、自宅に何冊の本があったかが、その子の読み書き能力、
数学的力、ITスキルを左右していた。」
・幸田真音 「日本国債」
・戸次公正 「意味不明でありがたいのか」
・工藤勇一 「麹町中学校の型破り校長 非常識な教え」
・シゲタサヤカ 「たべものやさん しりとりたいかい かいさいします 」
などなど
他の人の話のなかで、面白いものもあった
・「私の夫はマサイ族の戦士」
ありがたいのは、メンバーからのフォローがあったこと。
ニューズウィークの「16歳の時に何冊本があったのか」の話では、「とても面白いので日本語訳がないかと相談された」
また、「せんそうの作りかた」では、「新・せんそうの作りかた」を紹介してくれた人がいたこと。
紹介原稿を考えていると、自分を見つめ直すことができる気がする。
三つ目のアプリが何とか動いた。
●目的は
iPhone で撮影した写真にコメントを入れる。
自分の心覚えを書いておきたいこともあるし、知り合いに送るときに
説明を足したいこともあるので。
●すでにパブリックドメインにあるか?
あるにはあるようだが、私のダウンロードした類似アプリでは、元々の
「写真」アプリからImage を読みだして、そのアプリ管理下に保存する。
さらに、コメントは Image そのものとは別になっているようでした。
私のアプリでは、元々の「写真」アプリから読みだして、コメントを画像として
重ね書きしたものを「写真」アプリの管理下に置く。
従って、「写真」アプリを開くと、同じ写真が二つあるように見えて、片方が
オリジナルで、もう片方にはコメントが追加されている。
●レベル
まだよちより歩きのアプリです。 何とか動くレベル。
作る本人も以前の「Hyper Talk」のような極めた感が全くない。
やはり、高級な言語なので出来ることも幅広い分、複雑なようです。
Xcode はよくできていて、簡単な間違いはしなくて済むし、「こうすれば?」
といった提案まで表示される。
なまいき言わせてもらえば、命令によってはもっとスマートにできそうに
思える命令もあるが。
やり始めてから、Xcode のバージョンは、7からすでに11 まで上がった。
Swift は、2から5になった。
他人に使ってもらえるようにするには、まだまだ届かない。
まして、売れるものになるには遠いなあ。
Swift その後
製作したアプリの第二弾がなんとか実機で動いた。
タイトルを「Movable-Do」とした。
日本語では「移動ド」というが、英語にも相当する語があるらしい。
●アプリの目的は、
1)聞こえてくる曲の「調性」(何調か)を知る
(♯がいくつついてる曲か、または♭がいくつついてる曲であるか
を決める)
2)調性が決まったら、アプリ上のピアノ鍵盤をタップしたときに鳴る音を
その調性の通りに変化させる。
3)そのことによって、移動ドの階名で鍵盤をたたくと、原調の音が鳴る。
●アルゴリズム
調性を知る方法としては、アプリに音を聞かせることで実現するのではない。
(そんなことでできるアルゴリズムを知らない)
アプリを使う人が、その曲の「移動ド」による階名を自分で確定しておいて
4)アプリに対して曲中の一つの音を(C調の)鍵盤をたたいて知らせる
5)その音を、「移動ド」においては、DoからSi までのいずれの階名に
対応させるのかをアプリに知らせる
そうすれば、アプリは 4)の音と 5)の階名によって、C調から
いかほど隔たっているかを計算し、結果 原調を知るのである。
さらに、鍵盤に対応する鳴動音を決定するのである。
●汎用性
もし公開したとしても、このアプリを喜んでくれる人の数は大して
多くないと思う。
とはいえ、自分としては欲しかった。
ウィンドシンセには音源に調性機能があるが、いくつずらせばいいのか
知る方法がなかったから。