ホークスのフロント殿

ソフトバンクホークスのフロントの皆さん。
私は、ドーム観戦には時々しか行かない程度のファンで申し訳ないのですが
この度は失望しました。プロスポーツ集団としてのホークスを、ファンの前に
どのような存在として示したいのでしょう?

これまで姿勢として感心してきたのは、「育成」枠の選手を育てて勝負する。
また、4軍まで準備して育てる。などは他の球団には真似できないことでした。
工藤監督の時代には、シーズン中は勝ちを取りに行く場面ももちろんあり、
育てる場面と判断したらあえて実績のない選手を使うなど、育成の姿勢が見えました。

ところが今回はどうでしょう。
どこも取りたくない山川選手をとる。しかも今宮選手相当の評価をするとは。
代わりに甲斐野選手を出すとは。さらに言えば真偽は知りませんが和田選手に
打診をしたという話まで漏れ聞こえました。どういう思考回路の球団なのでしょう。
山川選手の成績がもし思わしくなかったら、本人も針のむしろで甲斐野選手を出した
だけが残ります。
ファンのみならず、チームのメンバーも疑心暗鬼になっていると思います。

私は、ホークスには投手力向上が必要と考えます。
野球というスポーツは、投手の負担する重みが6割以上ある偏ったスポーツなので
不調な時の投手は可哀想でもあり、局面ごとに何人も投手が必要です。

強打者でも打てない時期もあります。なので打者の選球眼を鍛えることは、練習で

もっと向上するのではありませんか? 出塁率を向上する方針で起用するのが

望ましいです。

私はプロスポーツには、「さすがプロ」というプレーを期待します。
良いプレーをして観客を喜ばすことができるのなら、例えばその試合に負けても
また次を期待できます。
・3イニングならほぼ完璧に抑える投手。・くそボールに手を出さないバッター。
・守備範囲の広い外野手。・打者ごとに守備位置を考える内野手。・返球の正確な
 野手。・投手の癖を見抜く走塁。 そんな野球を見たいものです。

スポーツ観戦の面白さ

スポーツ観戦は、TV 番組の中でも面白い部類です。

団体戦の競技が面白い。中でもサッカーが面白い。
報道される時は、シュートを決めた人がクローズアップされます。
 それは、確かに決定力があるという点ではその通りかもしれないが
 そこにアシストした人もシューターに劣らず褒められてよい。
 さらに言えば、囮で走り込んで守備を分散させた人も貢献している。
 その前を言えば、前線へ絶妙のボールを出したディフェンダーもいる。
 そのボール出しは、フォワードが敵のパスを奪いにいった結果敵の
 パスが不成功に終わった結果かもしれない
そいうわけで、サッカーの場合は常に各ポジションで、1点を巡る戦いがある。
そこが多分、面白いのだと思います。

同じ団体戦でも、野球はその多くの時間を「ピッチャー」と「バッター」
 との1対1の勝負に費やします。その点では同じ団体戦でもやや趣が異なります。
もちろん、チームが勝利するためには、素晴らしい野手がいることも重要です。
 ミスが少ない守備、それどころか適切な守備位置どり、連携プレーの巧みさ
 などは、見ていて感心させられます。
しかし、特に3連続フォアボールなどになると、胸が苦しくなって見ていられなく
 なります。ピッチャーにそんなに重荷を負わせることが理不尽に思えます。
そのため、「投手」枠の選手の数は圧倒的に多い。

サッカーが愉快なのは、そのフランクさにもあるように思えます。
野球のように、丸刈りを押し付けないし、入場の時に軍隊のように歩かせません。

社会に出たら、みんながピッチャーになれるわけではないし、ホームラン
バッターになれるかどうかもわかりません。
多くの人にとって、その部署でできる業務を頑張るしかないわけで、そう思える
人がサッカーのような環境を好ましく思い、突出した自分を思い描く人が
野球を好むのかもしれません。

最近の音の趣味

ピアノの清塚信也さんのコンサートに行ってきた。
 (コロナ禍の最中、割と一杯だった。cocoaもONさせられた
  チケットのもぎりも各自がする)
清塚さんのコンサートは、喋りが上手だし演奏に共感する。

他のピアノの演奏家では、藤田真央さんがいいなあ。
音の粒がコロコロしていて誠実さが出ている。
お二人ともリフレイン部分をちゃんと異なるように意味づけして
くれるのがいいなあ。

最近、角野隼人さんという人も知った。この人もいいなあ。

技巧を見せつけて音をないがしろににする人や、グリッサンド
多用する人は感心しない。

弦の人ではチェロの宮田大さんがいい。そもそもチェロはいい音。
バイオリンでは古澤巌さんかな。ビオラの弓を使っていて、
 落ち着いた音色が良い。とぼけたキャラも面白い。

NHK の番組の「空港ピアノ」の一部を切り取って保存してあるのが3本ある。
 4分、8分、8分
プロの人も素人の人も含まれているが、気持ちが入っていると伝わるもんだ。

例えばMacintosh と Windows マシン

人に聞かれた態で「パソコンを選ぶときにMacintsh とWindows のどちらがいいか」に
ついて解説した文書を見ることがある。
一時は私もムキになって語っていた。
もうやめるわ。「できること」はほとんど変わらないのだ。
「できること」で比べるのは大事だけれど、本当は何を比べるべきなんだろう。

 

パソコンなどIT機器はもちろん、日曜品やサービスについてもどれを選ぶかを
何できめたらいいのだろう。

 

私は「使って気持ちいい」を指標にしたい。気持ちいいは、「便利だ」とはちょっと違う。
どれが気持ちいいかは人によっても少し違うだろうが、みんなが愉快になるものをどしどし
発信すると世の中よくなるかも。

例えば、アオハタさんのジャムの瓶の蓋のネジは、ほんのちょっと回転させるだけで閉まる。
かみつきは、必ず一発でかみつき、しかも閉まった状態の密封性に優れている。
なかなか、かみつかないネジの製品ある中、これはすごく気持ちいい。

 

100円均一の店の製品は、目的によって気持ちいいかどうかに差があることが多い。
私はエレベータ内に掲示を貼る業務もしているが、A4用紙を入れられて背面に
シート状磁石を貼りつけたクリアホルダーはとても気持ちいい。
100均製品の中には、耐久性や素材感でがっかりするものもあるけど。

 

通信系のサービスをやってる会社のカスタマー担当は大変だよね。素人を相手に
本来とても説明の難しいことを、納得するまで説明を求められる。
通信って、その端末のせいで不具合ある場合ももちろんあるが、導入したアプリに
よっても説明を変える必要があるし、バージョンが変わると説明が変わる。
そんな中、各社ともサイトにユーザマニュアルを置いたり、チャットサービスを
開設したりしている。これらサイトの出来栄えにはすごく差がある。
簡潔でしかも間違いない説明ができているサイトは気持ちがいい。
店舗を持たない(少ない)会社は、やはり頑張ってるように思う。
会社によっては、一つの言葉に実は二つのカテゴリーがあるのに、すまして説明していたり
商品を選択後「マニュアル」ボタンを押したのに、全マニュアルページに飛んで再度商品検索を
させられたりするサイトもある。そういう会社はいらつく。
できれば解約したほうが愉快に生活できる。

 

そういうわけで、これからも気持ちいい商品はほめて暮らしたい。
で、先頭のパソコンの選択だけれども、圧倒的に片方が気持ちいい。

腰痛対策

去年の9月に軽いギックリ腰をやってから、改めて対策を探しつつ
今日まで来て、少し見えた気がする。

 

・痛い原因
  何故腰痛が起きるのか、整形外科では説明してくれなかった。
  今現在の自分の仮説は、筋肉が異常に緊張していて筋肉内の神経を
  圧迫しているのではないかと考える。
  肩凝りした時と同じ状態が、局部に集中的に生じた状態ではなかろうか。

・緩和方法
  上記が正しければ、対策は筋肉をほぐすことが有効であろう。
   (筋弛緩剤を注射すると劇的に痛みがなくなる画を見たことある)
  やってみて効果があると感じるのが、ストレッチである。
  ここから先は、種々理論・手法があるようであるが、インナーマッスルなど
  外からアクセスしにくい筋肉をもストレッチせねばならない。

 

・実施中の方法

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現在自分で良い評価をしているのは、美木良介さんの手順である。
   (ロングブレスダイエット と称している。 )
  腰痛対策を謳っているせいか、自分にフィットした。

  少し違和感(痛くなりそうな予感)があったときに、その辺りを伸ばそうと
  工夫してみると、そのポーズは美木さんの本にもある。

 

・これまでやった他の方法の評価(時系列)
  ・坂戸氏の緩衝法
    一時期有効に思えたが、腰以外の部位に対してはやり方がわからない。
    彼の生活がかかった行動なので、質問したりし続けると金がかかる。

    この方法は、手の親指で背筋のポイントを押し、そこを中心に折る(縮める)
    気持ちで曲げるものである。押す位置を少しづつ変えながら数分間行う。
    長いことこれでほぐれた時期もある。
    今思えば、ほぐれた訳はもしかしたら、押した筋肉と対になっている反対側の
    筋肉が伸びたことで効果があったのかも知れない。

  ・菊池和子 きくち体操
    足指を広げるストレッチに共感した。 私の本筋とはやや異なった
    この中に「反る」運動があり、結局腰痛に効果を感じなかった。

  ・佐藤義人氏の 神ストレッチ
    この人の方式の中にも、「反る」運動がある。 氏はこの動作をかなり
    重要な運動と位置付けているが、やると私の場合はてきめんに痛い。
    ちなみに、美木さんの本では、反る動作を厳に禁じている。

    佐藤氏は、トップアスリートにもアドバイスした実績もあり、間違いでは
    ないのかも知れないが、私の現状には合わないと思える。

マスクその後のその後

くもり防止型マスクのトライをしたあと、こんな物を作りました。

 

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(上)当初ひも2本型 (下)ひも1本型

上のやつ(モノクロ基調)は、合資会社ロォーリングさんの侍マスクみたいのを作りたくてやってみました。
当初は、上部ひもと下部ひもの2本をそれぞれ頭の後ろで結ぶ形式でした。
(侍マスクは、上部ひもと下部ひもとを結んで、耳にかける方式とお見受けします)

 

使ってるうちに、下部ひもを結ばなくても役目を果たせることに気づきました。
それならと、下のやつ(グリーン基調)を作りました。(上部ひもだけある)
これで十分使えます。ただ、もう一枚作る気はしない。
カーブが多くて、縫うのがめんどうなのよ。(ミシンも無いし…)

 

振り返れば、上のやつ(モノクロ基調)はそれほど面倒ではなかったし、
デザイン的に気にいってるので、こいつの下部ひもを上部ひもに連結することを
思いついた。その結果が写真のものです。


ただ、下部ひもを上部ひもに連結する位置は、現物(各自の頭のかっこう、耳の位置)
合わせになるかな。もしかしたら、決め打ちしてもいけるのか?はやってみないと
わからない。
プロダクトと考えた場合にはまだ工夫が必要だな。

 

コロナ発生当初は不足したマスクですが、今では不織布マスクも買えるようになり
また、各種オリジナルも登場しています。自分で作ればなんでもない。
確かに、飛沫飛散防止効果は甘いですが、「もし感染したとしても、
みなさんに移さない用心をしてます」というサインにはなります。

 

松田聖子さんの歌

私は以前は、松田聖子さんの歌う歌が好きではなかった。
多分、伸ばした音の後に「ウィ!」とひっかける歌い方に違和感があったし、
 (例:あーー私の「オッ!」恋は、南の風に乗って走るわ)
歌われている世界が「あなたが好き」という世界周辺であったことも
あったろうと振り返る。
ところが、このごろは「うまいもんだ」と感心する。これはなぜだろう。

 

曲がすばらしい、歌詞がすばらしいということに気づいたのが最初
かもしれない。松本隆という人をググった記憶がある。
詞に気がついてみると、その詞を表現する曲が詞にすばらしくマッチして
いることに気づいた。逆に先に曲に打ちのめされたこともあった。
そうこうするうちに、歌い方の癖が気にならなくなり、むしろうまいなあと
感じるようになった。ただの久留米のネーチャンではない。

 

そうして聞いていると、バックの演奏もすばらしいことにも気づいた。
他の歌手で言えば、爆発的に売れたグループでさえ、明らかに打ち込みの
演奏であるとわかる場合もある。 
パーカッションの絶妙な間を感じたりすると、うれしくなる。
演奏家の手腕もあるが、そのようにオーケストレーションした編曲家がいる
ことに気づく。良いものの重なり!

 

ちなみに、演歌も以前は好きではなかった。 表現されている世界になじめない
ように感じていた。過剰なビブラートが苦手でもあった。
ところが、歳を重ねてきて一部の歌い手さんはいいなあと思うようになった。
石川さゆりさんはその技量に圧倒される。八代亜紀さんもうまいなあ。
演歌独特の「こぶし」については、森まさこさんの「先生」を一押しする。
それでも、ビブラートにはなお慣れない。

 

こうしてみると、同じ自分という人間の中で何かが変化している。

同じ人でさえ、変化していくのよ。
ダニエルさん、方向が間違ってませんか? ※1
AIが第三次ブームで、「AIでコンピュータが曲を作ります」という研究を
している学者さんたちがいるが、出だしから間違ってるよ!※2
こっちは正しいと思う。※3

※1
  書籍 「音楽好きな脳」 ダニエル・J・レヴィティン
  もし音楽がひとそれぞれに違ってきこえているとするなら、
   たくさんの人を感動させる曲をどう説明すればいいのだろうか。
※2
 http://www.ist.osaka-u.ac.jp/japanese/introduction/professors/information-and-physical-sciences/architecture-for-intelligence/masayuki-numao.html
  研究テーマとして、感性獲得機構を提案し、ユーザの個性と感情に適応して
  コンテンツ作成を行うシステムを開発しました
  
 https://www.aibigeiken.com/
  人間が人工知能を使って創る芸術のことではない。
  人工知能が自ら行う美学と芸術のことである。
※3
  書籍 「音響設計学入門」 高木英行
   人間の創造部分を機械に置き換えることは意味がありません